キッチンのリフォーム③使いやすいキッチンのポイント

2022年1月20日(木)

みなさん、こんにちは!
大阪市東成区のまいりほ東成店の竹内です(`・ω・´)ゞ

最近「ファミコンソフトの説明書に12万円の値」という記事を見ました。
近年のレトロゲームや昔のカードゲームが高値で取引されていること目にすることはありますが、
ついに説明書にまで値がつくとは…
いつ何時、物の価値が上がるか分からない昨今、なんでも大切に扱って行きたいと思いました( ゚д゚)

今回もキッチンリフォームについて
LIXILの「はじめてのキッチンえらび」から解説していきたいと思います。

使いやすいキッチンのポイント!

キッチンの作業動線

作業しやすいキッチンは「導線」もポイントとなってきます。
理想のワークトライアングルの合計は「360cm~660cm」が目安となっています。

ワークトライアングル
冷蔵庫・コンロ・シンクを結ぶ三角形の作業動線のことで、3辺のバランスがよく、正三角形に近いほど、作業効率が良いといわれています。

また、作業スペース、通路スペースの広さは1人で調理する場合は90cm前後。
2人で調理する場合は120cm前後が目安となっています。

体に合ったワークトップの高さ

作業しやすいワークトップの高さは
[身長(cm) ÷ 2 + 5cm]が目安となっています。
身長160cmの場合は[160cm ÷ 2 + 5cm]: 85cmとなります。

ワークトップの高さは低すぎると前かがみとなり、腰へ負担が掛かります。
また、高すぎると腕を上げることになり、肩や腕に負担が掛かります。
ワークトップの高さは選ぶことができます。
身長に合わせた高さを選ぶようにしましょう。

調理スペースの広さ

調理スペースの広さは、まな板サイズが基準となってきます。
理想は「60cm~90cm」が目安です。
調理スペースが60cm未満だと、必要な道具や食材が置ききれず、ワークトップの奥まで作業スペースとして使ってしまっていることがあります。
調理スペースが60cm~90cmあれば、必要な道具や食材を置くことができ、ワークトップの手前だけでゆったり作業することができます。

自由にアレンジ

キッチンはシンクやコンロの位置やキッチン本体の奥行きを選ぶことができます。
シンクが右側、コンロが左側、のキッチンを「右勝手」、その逆を「左勝手」といいます。
調理は①~④の流れで、一般的には冷蔵庫→シンク→コンロの作業動線が大事と言われています。

①冷蔵庫から食材と取り出す
②シンクで食材を洗う
③食材を切る
④コンロで加熱調理する

右利きの人は左から右に移動しやすいように「左勝手」。
左利きの人はその逆で「右勝手」が作業しやすくなるそうです。
必ずしも全員が全員そういうわけでもなく、家の間取りによって配置されることもあります。
「位置を変更できる」ぐらいに覚えておくと良いと思います。

また、I型キッチンでは奥行き65cmが標準的なサイズになります。
65cmというのはキッチン全体が使いやすく、間取り的にも綺麗に収まりやすいサイズになっています。
間取りによっては60cm等、様々なサイズを選ぶことができます。

まとめ

今回は使いやすいキッチンのポイントを紹介させて頂きました。
前回投稿した【システムキッチンの基本】で様々なパーツを説明しましたが、これら以外にも導線や高さ、サイズが重要なことがわかります。
機能やデザインも重要ですが、まずは自分にとって使いやすいキッチンを考えてみては如何でしょうか?

「まいりほ」では東成店に7台、東住吉店に8台キッチンを展示しています。
お困りの際は是非ご来店、ご相談頂けたらと思います\(^o^)/