リフォームとリノベーションの違い

2022年6月24日(金)

みなさん、こんにちは!
大阪市東成区のまいりほ東成店の竹内です(`・ω・´)ゞ

本日6/24 気温は33℃…
まだ6月なんですけどね💦
梅雨は何処へ…
雨もジメジメしたりして鬱陶しく思いますが、今は雨が恋しいです( ゚д゚)

今回は、名前は聞いたことがあるけど、いまいち違いが分からない、
「リフォーム」と「リノベーション」の違いについて見ていきたいと思います。

リフォームとリノベーション

これを行ってしまえば元も子もないですが、実は「リフォーム」と「リノベーション」には定められた明確な定義はありません。
各企業やリフォーム店、工務店によりそれぞれの解釈で使い分けされています。
一般的には以下のような定義でとっています。

リフォーム

・老朽化した部分を修復する
・老朽化した建物を新築の状態に戻す
・原状回復のための修繕
・マイナス状態のものをゼロの状態に戻す

 

リノベーション

・既存の建物に対して新たな機能や価値を付け加える改装工事
・キッチンをより現代的で機能性の高いものに変更
・既存の建物に大規模な工事を行うこと
・プラスαで新たな機能や価値を向上させる

このようにリフォームは原状回復、マイナス状態のものを元に戻すという意味で、
リノベーションは、機能や価値を高める改装工事として使用されています。
次に工事の規模や住まいの性能の観点からみていきたいと思います。

リフォームとリノベーションの違い

工事の規模

リフォームはシステムキッチンやユニットバスの入れ替えや壁紙の張替等、部分的な改修となります。
リノベーションは、間取り変更、水道管、排水管、冷暖房換気設備の変更などの大規模な工事となります。
また、内装を一度すべて解体した状態を「フルスケルトン」といい、この状態からリノベーションを行うことを「フルリノベーション」と呼ばれることもあります。


住まいの性能

リフォームでは基本的に新築の時と同等か以下の性能となります。
リノベーションでは新築の時以上の性能となります。
また、用途の変更を伴うリノベーションのことを「コンバージョン」ということもあります。

リノベーションのメリット

生活スタイルに合わせて自由に設計可能

ライフスタイルなどの暮らしに合わせた住宅改修を行うことができます。

物件の選択肢が豊富

中古マンションや中古住宅を改修する場合、新築物件などより選べるエリアと物件数が多い

物件の資産価値が高まる

物件の築年数が古くても、物件の資産価値が高まったり、資産価値が下がりにくくなったりする

新築を立てるよりお得

新築よりもかなりの低コスト(一般的には新築より20%~30%安いとされています)で済む

リノベーションのデメリット

暮らし始めるまでに時間がかかる

物件選びからプランニング、住居の調査や実際の改修工事と段階を踏む必要があるため、リフォームに比べ時間を要します

築古の中古物件では耐久性に難があるケースも

1981年の耐震基準の見直しによって、建築基準法の改正以前と以降で住宅の耐震基準が異なるため、
築年数が古い物件では、単純に設備や資材の劣化から耐久性が落ちてしまっている物件もある

ローンなどの金利が高くなりやすい

これは新築との比較となりますが、一般的な住宅ローンは利用できないことが多いので、金利の高いリフォームローンなどを組む場合があります。

まとめ

今回、リフォームとリノベーションについて紹介させて頂きました。
最初の方にも記載させて頂きましたが、リフォームとリノベーションには明確な適宜がありません。
リフォームだからといって、間取り変更ができないというこももちろんありません。
部分的な改修をリフォーム、大規模な改修・改装をリノベーションぐらいの認識で良いと思います。

今後住まいを考える際、新築、築浅をリフォーム、築古をリノベーション等迷うことがあると思います。
そんなときは是非プランや構想を持って「まいりほ」までご相談下さい!
お客様の理想を叶えるため、ご予算面も含め全力でサポートさせて頂きます。